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9月, 2020の投稿を表示しています

リーグ前半が終わり、名古屋”らしさ”を考える。

まず、次の10問に「YES」か「NO」で答えてほしい。  【GK】足技や守備範囲よりも堅実なセービングだ。  【CB】フィジカルモンスターもいいが、クレバーで攻撃参加の得意なCBが好きだ。  【SB】大型SBよりも、小兵で機動力に優れ攻守に貢献できる選手であるべき。  【DH】絶対的ゲームメーカーは羨ましいが、ボールを刈り取れる選手の方が大事だ。  【SH、WG】スピードとパンチのあるキックに定評のある選手とパスレシーブがうまくハードワークできる選手を両サイドに組み合わせたい。  【トップ下、セカンドトップ】芸術性を求める古典的10番であれば、守備のゆるさには目をつむろう  【CF】長身なのに足技が上手い選手が背後から削られるのに、つい熱くなって切れてしまう。  【フォーメーション】4バックやろ。  【監督】ヨーロッパの風を感じたい。  【補強】金ならある。育成はこれから頑張る。至宝は海外に行っても、いつまでも息子だ。 私は、すべて「YES」だ。あなたはどうだっただろうか?これらは、そして名古屋グランパスに抱いている私のイメージ、チームカラー、歴史、伝統みたいなものだ。 グランパスは方向転換したのか? 2020シーズンも折り返し地点に来て、今シーズンのチームの特徴もかなり鮮明になっている。高い位置でボール奪取できれば、技術を駆使してゴールができる(清水戦の先制点のあべちゃんのゴールとか)。また、守備では、ミドルゾーンでブロックを作る場合と、引いてブロックを作る場合を時間帯により分けながら、最後はやらせない粘り強い守備でリーグ2位の失点と成果が出ている(2020/9/27時点)。 風間監督からフィッカデンティ監督に変わり、選手は大きく変わらないもののチームカラーは大きく変わったように見える。そこで、今回はチームカラー、名古屋”らしさ”について書きたいと思う。 2019シーズン、風間監督からフィッカデンティ監督に変わり、残留争いをしていたチームが、リーグも折り返す中盤に2試合少ないながらも4位(2020/9/27時点)なので、超がつくほど順調なシーズンを送っていると言っていい。 しかしながら、ファミリーの間には根強い風間人気に起因した現状への不満がある。また、方向転換の鋭角さ故に継続性がない事に起因した長期的な不安が

相馬と太田

現在、横浜FC戦のハーフタイムです。 書きかけの相馬と太田についての文章があったのですが、前半飲水タイムに相馬とシャビエルと阿部の位置関係を変えてしまったので、このハーフタイムにブログを更新することにしました。 おそらく、志知とシャビエルの位置関係で、志知にパスが入っただけで、ビルドアップの出口になっていたので、相馬を志知のいるサイドに回しました。しかし、相馬は太田との縦関係の方が輝いていました。例えば5分に、下の図の1つ目のプレーがありました。太田と相馬の縦関係は飲水タイムまでで終わってしまったので、ハーフタイム中に更新します。 以下、書き掛けていた内容です。 ーーーーーーーーーーーーーー 相馬が復活する どうも最近の相馬は迷いが見えます。推測ですが、プレーの選択を最後まで変えられる選手が良い選手(久保建英とか斎藤光毅とか)という考え方に影響を受けているんじゃないかと思います。相馬は向上心の塊みたいな選手なので、新しい自分にチャレンジしているのかもしれません。 確かに、プレーの選択を最後まで変えられる選手は素晴らしいのですが、そのためには頭脳だけではなく、ボールの持ち方・晒し方などの技術の部分も多分に必要であり、一朝一夕にはいきません。たとえば、ドリブルのタッチ数とか。 相馬の良さは、最後までプレーの選択を変えられることよりも、相手より先にプレーを決めて爆発的なスピードで寄せ付けない事だと思うのです。鹿島戦ではそんな雰囲気が少し出ていたように思うのですが、いかがでしょうか? あと、太田宏介と縦関係のコンビが相馬の良さが出そうな気がしています。 図は攻撃時、太田が外、相馬が内に陣取り、丸山のパスをワンタッチでSB裏のHSに流し込むシーンです(記憶では湘南戦辺りであったシーン)。敵が寄せてきても正確にボールが出せる太田ならではのプレーだと思います。 丸山からのグラウンダーのパスをワンタッチでHSに流す太田(作図tacticalista) あと、DFラインの裏へ浮き球の止まるボールを蹴るようなパターンも良さそうです。こちらもキックの正確性が高い太田ならではのプレーだと思います。 DFラインの裏へ浮き球のパスを出す太田(作図tacticalista) 相馬とSBとのコンビネーションにおいて