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どこよりも早いシーズンレビュー ~2022名古屋グランパス~

残留はほぼ確定し、代表ウィーク明けも待ってられない性分なんで、 どこよりも早い最速シーズンレビュー です。 今年の名古屋は、設計図通りにできたのか? 下のグラフがざっくり回答です。 横軸はボール保持率、縦軸は失点数、バブルサイズはシュート数です。ボールは保持したほうが、攻撃時間が長いので一般的に失点が減って、シュートも打てるので、右下がりでバブルも右下が大きくなる傾向を示しそうなグラフです。 そんな傾向の中で、 名古屋はボール保持と失点が共に少ない、左下の尖ったポジショニングに位置し、そのわりにはシュート数は多い といえます。そして、 このポジショニングは、「なっちゃった」のではなく「狙い通り」。 おそらく。 「非保持はめちゃくちゃ上手だから失点しないし、保持したってスペースなくなるだけだから、カウンター主体のほうが点入るよね。実際シュートは結構打ててるんだよね。狙った設計図通りなんだけど何か問題ある?得点が少ない?あとは決めるだけ・・・」という状態を表していると思ってます。 エースが不在で得点が極端に少なく、補強にかけるお金も限られる中で、ボール保持して欲しいファンにとっては物足りないでしょうが、 図左下でシュート数が多いという位置取りは、一定の理解はできる戦略 になっていると思ってます。「だって、他チームのボリュームゾーンの戦略を真似しても面白くないし、選手も取りづらいじゃん」と。 得点は想定外? 「得点できてら納得もできるけど、得点すくねーじゃん。」と言いたくなるのが世の常です。 下のグラフは得点とシュート数の関係を示しており、右上がりの傾向になります。が、 名古屋はシュート数の割に、得点できていません。 うん、知ってた。クバも宣福もマテウスも痛かった。 ここは健太もインタビューで再三言っている通り想定外。シュート数は設計図通りだけど、得点は設計図では何ともならんのか?ここが来季の焦点ですね。 「守備で疲れ切ってんじゃないの?」 という疑問が湧きます。 守備のし過ぎは得点の少ない理由なの? そこで下のグラフ、走行距離とスプリント数を示しています。右上に行くほどインテンシティが高いと言えますが、 名古屋はボリュームゾーンに位置し、極端に走らされているわけではありません。 広島も近くに位置していますが、名古屋とともに 守備のインテンシティは高く見える割に、守備のポ