名古屋(A)-柏(H)/三協フロンテア/2018.10.19
得点者(名):前田
まずは、30節 柏戦のダイジェストから。
今節のプレビュー記事はこちら。
この試合は、昨年の終盤J1昇格プレーオフのころにもあった、相手の良さを消す対策をしてきた試合だったと思います。「特別なことはしていないです。いつも通り。」というコメントを繰り返す風間監督ですが、要所では相手に合わせた戦いをします。風間監督なりの情報戦の一種だと思っていて、サポーターはあまり真に受けなくても良いのかなと思っています。
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得点者(名):前田
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変幻自在の伊東純也シフトでクリーンシート
3-4-3で臨んだ柏戦。前半の前半は一方的な柏ペースでしたが、伊東純也への守備を工夫しながら試合を進め、結局クリーンシートで勝利することが出来ました。
前半の後半は、3バックにネットが下がって4バック気味にビルドアップすることで、カウンターを受けても4人で残っている状態を作りました。櫛引があらかじめ名古屋の左サイドに張ることで、スペースを消していました。後半に入ると青木に代えて和泉を入れ、和泉と櫛引で挟むように守備をしていました。そのため、スペースのない伊東はポジションをどんどん真ん中に移していきました。終盤には、相馬を入れスピード勝負に負けないようにしていました。
次々にフレッシュな選手をいれ、スペースを消し、カバーすることで伊東純也対策をすることが出来ました。3バックの必死のシュートブロック、ランゲラックのスーパーセーブ、ブラジルトリオの守備意識の高さなど、守備の再建でもぎ取った4試合ぶりの勝利でした。
〈雑感(良いところ)〉
- 櫛引のカバーリングや、連続的なチェイシングなど闘志の見えるプレーを見せてくれました。
- 小林裕紀はリンクマンとして、広範囲に顔を出し裁くことで攻撃にリズムを与えていました。守備でも精力的な姿勢が見えました。
- 相馬勇紀がSUBに戻ってきました。途中出場ながら攻撃ではタッチ数が多く、サイドの1対1の場面が多くみられ、守備では素早い戻りで伊東純也を封じ、クローザーの役割を果たしました。スーパーサブの復帰は心強いです。
- ネットは名古屋加入後一番ぐらいの守備意識の高さだったと思います。
- 懸案だった左サイドの守備に対し、アシンメトリーな3バックとすることで、櫛引がスペースを消し、伊東純也を見ることで解決していた。
- 前半、ネットがCB間に下りて4バック気味にビルドアップしていた際、前線には両ワイド+3トップの5人が並んだ中盤を省略した形を取ることで、流れを取り返していた。試合中にやり方をいろいろ変えることが出来ていたので、苦境に強いグランパスが今後も期待できそう。
- 桐畑のナイスセーブもあり1点に終わったが、ブラジルトリオがそろい踏みで、決定機も多く作った。
- 攻撃から守備の切り替えの反応は、ここ数試合の中ではよかった。
〈雑感(今後に期待)〉
- 枠内シュート18本はスリリングすぎる。ランゲラックと相手のシュートコースに助けられた感が強い。リトリート時には5-4-1で引いて守っていたが、DFラインの間を通されるパスで決定機を与えたりしていた。
0/8 - 柏は名古屋戦で8本の枠内シュートを放ったが無得点に終わった。optaがJ1のデータ集計を始めた2015年シーズン以降、無得点に終わった試合ではクラブ最多のシュート数を記録した。きかん銃。 pic.twitter.com/trFwhaLLtG— OptaJiro (@OptaJiro) 2018年10月19日
- 前半立ち上がりが悪いのは、両チームがコンパクトな中盤でつぶし合うカオス状態において、だんだんボールロストが増えるためだと見ている。コーナーフラッグ方向へのロングボールやGKを含めたポゼッションなど、何か相手が元気でプレスがきつい場合に回避する手段が欲しい。
- 3バックでネットが低めの位置でビルドアップに参加すると、攻撃の枚数が1枚減ることになる。前田の足がつるなど、両ワイドは負担もかかっていた。この形の場合、ポゼッション時間を増やして、守備に戻る回数を減らさないと辛そうだ。
この試合は、昨年の終盤J1昇格プレーオフのころにもあった、相手の良さを消す対策をしてきた試合だったと思います。「特別なことはしていないです。いつも通り。」というコメントを繰り返す風間監督ですが、要所では相手に合わせた戦いをします。風間監督なりの情報戦の一種だと思っていて、サポーターはあまり真に受けなくても良いのかなと思っています。
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