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2024名古屋グランパス 編成の妄想

2024.1.14新体制始動ということで、今年のスカッドについて好きなように妄想を書けるのは今だけなので、久しぶりにブログを更新したいと思います。 今年の編成の感想 今年のスカッドを見て、違和感を感じた。その違和感の正体は、3か4か分からないこと。 以下にミルクボーイ調で4バックなのか3バックなのか考えてみた。 監督が昨年やり方を踏襲すると言っている。3バックで決まり。 フィジカルに長けた上下動できて守備も信頼できる名古屋風WB(相馬、森下、豊)が1人もいない。なら3バックちゃうか。 右SB適任者が、再レンタルも想定される成瀬しかいない。やっぱり3バック。 ただ、獲得したサイド選手(山中、小野、成瀬、山中)はみんなWB未知数。ほな3バックじゃ無いか。 3バック維持するとしても丸山、藤井、中谷の移籍で作り直しは必至。ほな3バックじゃなくてもよいか。 1枚目2枚目過多でDF枚数を減らしたい。ほな3バックじゃ無くてもよいか。 去年、後ろに重たかった。ほな3バックじゃない方がいいか。 福岡、日本代表など4と3を併用するクラブが出てきた。 新体制発表会、長谷川監督「3も4も様子を見ながらやっていきます。」4バックやるって言ってるやんけ! とミルクボーイ調もかなり崩れているが、4バックをやるっぽい。てか、やって欲しい。 どうも、 フォーメーションをシーズン・時間帯を通して使い分けると考えて間違いなさそうだ。 ちなみに4231に当てはめてみたのがこちら。我ながらまんざらでもない。理由は、 エルボーバック(SBの片側を上げ、逆側にCBのできるSBを置く)の4231をベース に妄想しているからだ。 左上がりエルボーバック もう少しエルボーバックを掘り下げよう。一例として、左SBを上げ気味にしたエルボーバック4231を示す。右SBに野上が入ることで、 試合中に3バックにも可変できる というわけだ。 この場合、久保と山中で幅を取り、左WGの森島を内側に絞らせることで、森島、山岸をSTとする3421的にも振舞える。森島がいい感じにライン間で仕事をしたり、下りてきたりが可能になる。この形は森島が活きる。ちょっと守備の怖い(失礼)、トージロー君を前目に残せて活きる。上下動の運動量に不安のある(失礼)、山中の負担も減り活きる。 昨シーズンは後ろに重たいことが課題 としてつきまとった。試合序盤など...

レビュー)柏 vs 名古屋~プラン通り想定外、負けたけど強い名古屋~

名古屋(H)0-1 柏(A)/豊田スタジアム/2020.8.1 得点者(柏):オルンガ 「プラン通り想定外、負けたけど強い名古屋。」 そんな印象を受ける試合になりました。 プランとは、もちろんオルンガ対策です。想定外とは名古屋のボール保持においてスイッチを入れる選手が少なかったことです。負けたけど強いと思ったのは、今年の名古屋の戦い方を、以下のように再確認できたためです。 その名古屋の戦い方とは、『5局面(保持、非保持、ポジトラ、ネガトラ、セットプレー)を高次元で両立させていて、それに伴い対戦相手に合わせて相手の得意局面を減らす戦略でゲームを進めても、残る局面の差で勝てる』いうものです。そう、名古屋が目指しているサッカーは、全局面コンプリートなのです! ということで、オルンガ対策のプラン、および、名古屋の強さについてレビューしていきたいと思います。 基本情報 柏は4-2-3-1。ビルドアップ時の陣形は名古屋と同じようなCB-CH4枚のボックス形で、SBが名古屋より低い。江坂やボランチ1枚が降りてくる場合も。守備時は、4-4-2。 明治安田生命J1リーグ 第8節 名古屋 vs 柏 スタメン GK 中村航輔 DF 古賀太陽、山下達也、大南拓磨、三丸拡 MF ヒシャルジソン、大谷秀和、仲間隼斗 FW 瀬川祐輔、オルンガ、江坂任 サブ GK キムスンギュ DF 高橋峻希、川口尚紀 MF 戸嶋祥郎、三原雅俊 FW 山崎亮平、呉屋大翔 pic.twitter.com/b4cASmwLqp — 柏レイソル公式試合速報 (@reysol_sokuho) August 1, 2020 名古屋もいつもの4-2-3-1。米本拓司、阿部浩之、シャビエルの代わりに、太田宏介、青木亮太、石田凌太郎が入った。(負傷者と疲労の蓄積が心配だー('Д'))余談だが、山崎凌吾と石田凌太郎で凌2トップという日が来るかもしれん。祝!怪我から復帰の太田、青木! 明治安田生命 #J1 第8節「vs #柏レイソル 」(@豊田スタジアム 18:00 KICK OFF ) #grampus スターティング11⚽️ @DAZN_JPN ▶️ https://t.co/cVsObR4KWL クラブ毎に数値化される視...

レビュー)松本 vs 名古屋~何が起こったんだ?~

名古屋(H)0-1松本(A)/豊田スタジアム/2019.5.26 得点者(松):杉本太郎 まずは、13節 松本戦のダイジェストから。0秒でスタメン出ます。 多くの人が「負けるならこういう負け方だろうな。」という、”あるある”な負け方をした松本戦。 ジョーの不在、ルヴァンの疲労、トラップが収まらなかった、気の緩みなどなど、ふわっとした原因はいろいろ挙がりますが、実際に何が起こっていたかという事を私なりに解釈してレビューしたいと思います。 松本の守備の狙い 松本は守備時5-4-1、リトリートメインでいつも通りです。その中で名古屋用にチューニングしてきた最大の点は、5-4のライン間で受けさせないことの徹底だったと思います。 そのため、5-4のブロックをコンパクトに作ります。名古屋はブロックを広げようとSBを目掛けたサイドチェンジをしますが、松本はDFラインの端に位置するWBが前に出て対応します。そして、松本のMFラインがスライドを完了すると、出てきたWBはDFラインに戻ります。 この動きで、MFラインがスライドすることにより間延びすることを防止できます。また、名古屋はボールサイドの逆側に2人いることがないので、松本WBは後ろ髪を引かれることなく、名古屋SBにチャレンジできるという構図を利用しています。 また、松本はボランチにパウリーニョではなく、藤田息吹をスタメン起用し、名古屋の間受け対策を徹底させていたことも、影響大でした。名古屋の選手をイラつかせながら、黙々と仕事をこなす感じ、嫌でした。 前線の動きが少ないといった解説がありましたが、動く場所がない印象の方が強かったです。 このような状況で、最もボールを引き出していたのは赤崎秀平でした。しかし、上手くボールを収めることが出来ませんでした。(もう少し見たかった気が・・・)前半途中からシャビエルとポジションを入れ替え、真ん中ではシャビエルが頑張り、赤崎はダイアゴナルに走りこむというような工夫もしていました。一つでも合っていれば違った展開になったのも事実だと思います。 後半から、前田直樹を入れサイドに張らせて、単純に1対1の質的優位で勝つ方針に変えてから名古屋の攻撃は改善していきました。(SB相馬勇紀を使うなら、今でしょ!って思ってましたが......

レビュー)FC東京 vs 名古屋~積み重ねと微修正による好ゲーム~

名古屋(H)1-0FC東京(A)/豊田スタジアム/2020.11.15 得点者(名):マテウス FC東京戦は、”際どいジャッジ”、”前田アウトサイドトラップ”、”ジェソク一人でアダイウトンのカウンター阻止”、”マテウスAT弾”などエモーショナルな試合になりました。そんな、シーズンべストの一つである今節を、前段はFC東京目線から、後段は名古屋目線からレビューします。 グランパスのスタメンはこちら。↓ 明治安田生命 #J1 第27節「vs #FC東京 」(@豊田スタジアム 19:00 KICK OFF ) #grampus スターティング11⚽️ #AllforNAGOYA で、 #grampus に関わる全員で、闘いましょう🤜🤛🔥 📺 #DAZN ▶️ https://t.co/4VPpK6UXib — 名古屋グランパス / Nagoya Grampus (@nge_official) November 15, 2020 FC東京のスタメンはこちら。↓ 🔵🔴 #STARTINGXI   #TokyoNagoya   vs  #名古屋グランパス スターティングメンバーが発表されました!!🔵🔴 #AiR #STAYWITHTOKYO   #fctokyo   #tokyo   pic.twitter.com/zGtNIRGeIQ — FC東京【公式】🔜11.18(A)仙台戦 #STAYWITHTOKYO (@fctokyoofficial)  November 15, 2020 ダイジェストはこちら。↓0秒でスタメン出ます FC東京の状況 FC東京の状況については、事前に直近の試合を見返していなかったので詳しいことはわかりません。結果だけ見ると、直近5試合で1勝4敗、直近11試合で複数得点が1回と、得点力不足で勝ち点が伸びていないと思われます。 その得点力不足解消のためか、レアンドロを中心に据えた戦略を取ってきたと思います。レアンドロは、意外性のあるパス、推進力のあるドリブル、正確なシュート、多彩なキック、強靭な体を活かしたキープと攻撃の選手に必要なものを何でも持っている選手だと思います。一方守備は、なんというか波があるというか、ムラがあります。(マッシモに預けるとマテウスの...