プレシーズンマッチで豪快に負けているグランパスですが(名3-9FC東京、大量補強で浮かれている選手・ファンに喝を入れるために違いない・・・)、「気にせず対戦相手の分析をしよう!」ということで、初戦の相手の鳥栖の試合を見ました。
鳥栖は香港で行われた国際大会「ルナー・ニュー・イヤー・カップ」というのに出ていて、2/5と2/7にトレーニングマッチングをしています。こちらの2試合を見た感想をお伝えします。
鳥栖は、攻撃時4-3-3、守備時4-1-4-1をメインにしていました。フォーメーションは以下の様な感じで、2段目以降の選手は交代後のポジションの入れ替わりを示しています。
全体的に鳥栖がポゼッションしながら主導権を握る試合展開でした。特に前半の左は攻撃におけるストロングサイドで、クエンカと福田と三丸が交互に幅を取りながら、ポジションチェンジして攻撃する形は、スペイン人のカレーラス監督らしい形だと思いました。
逆に右サイドはWGの島屋をアイソレーションさせて単騎勝負に持ち込む狙いが見えました。
守備機会がそれほどなかったので、守備の情報はあまり得られない試合でした。
この試合も、攻撃時4-3-3、守備時4-1-4-1でした。2試合を見る感じでは、開幕もこの形で行くのは間違いなさそうです。
この試合も全体的に鳥栖がポゼッションしながら主導権を握る展開でした。一方、この試合は、右IHに原川力、右SBに原輝綺が入ったことで右からの組み立ても安定しており、原川と島屋が交互にチャンネル攻略する形が目立った試合でした。
守備面でも名古屋が攻撃を仕掛ける糸口がありそうな展開だったので、この後書きます。
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— フルゐ (@gra_senki) 2019年2月9日
鳥栖は香港で行われた国際大会「ルナー・ニュー・イヤー・カップ」というのに出ていて、2/5と2/7にトレーニングマッチングをしています。こちらの2試合を見た感想をお伝えします。
鳥栖1-1(PK4-2)香港選抜
鳥栖は、攻撃時4-3-3、守備時4-1-4-1をメインにしていました。フォーメーションは以下の様な感じで、2段目以降の選手は交代後のポジションの入れ替わりを示しています。
全体的に鳥栖がポゼッションしながら主導権を握る試合展開でした。特に前半の左は攻撃におけるストロングサイドで、クエンカと福田と三丸が交互に幅を取りながら、ポジションチェンジして攻撃する形は、スペイン人のカレーラス監督らしい形だと思いました。
逆に右サイドはWGの島屋をアイソレーションさせて単騎勝負に持ち込む狙いが見えました。
守備機会がそれほどなかったので、守備の情報はあまり得られない試合でした。
鳥栖1-3山東魯能
この試合も、攻撃時4-3-3、守備時4-1-4-1でした。2試合を見る感じでは、開幕もこの形で行くのは間違いなさそうです。
この試合も全体的に鳥栖がポゼッションしながら主導権を握る展開でした。一方、この試合は、右IHに原川力、右SBに原輝綺が入ったことで右からの組み立ても安定しており、原川と島屋が交互にチャンネル攻略する形が目立った試合でした。
守備面でも名古屋が攻撃を仕掛ける糸口がありそうな展開だったので、この後書きます。
名古屋ー鳥栖戦のみどころ
この2試合から考えられる鳥栖の予想スタメンです。出場時間やフィットの仕方で、ほぼこの形だと思います。(ちなみに、クロアチア人DFが2人加入しているので、出てくる可能性は大いにあります。)
一方、名古屋がどんな布陣で来るのか、全然わからないので4-4-1-1として話を進めていきます。
名古屋の組織的守備時
鳥栖は、ボランチタイプの選手を多く使っており、後方でのビルドアップの安定感は非常に高いと思いました。カップ戦2試合で、CBには谷口、高橋秀、IHには高橋義、原川、SBには原と、アンカー以外のポジションにもボランチタイプを沢山使ってます。
名古屋としては、前線からのハイプレスで追い掛け回すというよりも、2トップを縦にしてアンカーの高橋秀にシャビエルをつけ、SHが敵SBとCBの間にポジションを取る形で上手くコースを限定することに力を入れるべきと思いました。
ビルドアップの出口は、SBかIHで、WGやCFに一発でボールを入れることはほとんどありませんでした。このために、「ポゼッションしているが、試合は硬直して、ゴールの入る気配が少ない」という試合になっていました。名古屋はこの展開に持ち込みたいです。
鳥栖は、左サイドがストロングサイドで、クエンカが自由にポジションを取り、福田と三丸がそのスペースを使う形に見えました。クエンカはキックオフ時のポジションはWGですが、7割ぐらいIHに下りてきています。そこで空いたサイドやHSのスペースを福田や三丸が使う形でした。
名古屋としては、クエンカの受け渡しをSHとCHとSBで、どうするかという決まり事をしっかり作っていきたいです。
因みに、クエンカがIHに落ちすぎていることが山東戦であり、後半「サイドに張っとけ」指令が出たと思われます。IHに落ちすぎるとポゼッションは安定するのですが、ポジションの流動性が下がり、フィニッシュまで持っていけない状況になっていました。
正直、WGに張っていた時の方が怖いので、名古屋戦でもクエンカの「ボール持ちたい癖」を出させるように、WGにいる時はボールを遮断し、IHにおびき出す形もいいと思いました。どこかで見たような「ただポゼッションしているだけ」状態になるはずです。。。
左サイドに比べ、右サイドはポジションの流動性は少ないです。左サイドで作っているときにも右WGの島屋は絞ることはなくサイドに張っています。そこにサイドチェンジを入れクロスをトーレスに合わせるという形がやりたいことだと思われます。原川がチャンネルに侵入する意識も高く、注意しなければと思いました。
長くなってきたので、名古屋のポジトラ時、組織的攻撃時、ネガトラ時、セットプレーについては次回、更新します。
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