みんな大好き、川崎戦。ということで、当ブログでも久しぶりにプレビューを書きたいと思います。
と言いつつ、更新が試合当日になってしまった…その理由は、あいつのせいだ。「おのれマッシモ。」
前々日会見で”阿部が間に合わない事”を言ってしまったので、大幅修正を余儀なくされました。(言って良いこと何かあるんだろうか?(怒)勘のいい方は、修正前の内容を察していただけるだろう。)
遅くなったのにはもう一つ理由があります。この天王山は、試合の行方を考える上で沢山の情報ソースがあって、「うしたら川崎に勝てるのか考えすぎて、正直わからなくなっちゃった」ってのもあります。
そんな中、以下の4つのソースから川崎戦の行方を私なりに考えてみました。
川崎戦について考える基礎的な部分を一言でいうと、「ボールを持たれ続けると90分守れる気がしない。」について、どう対処するかです。4つのソースから順にポイントをプレビューします。
のですが・・・・川崎対策を見せてしまいました。「ボールを持たれ続けると、90分守れる気がしない。」に対する対策です。それは、ボランチにシャビエルを入れる奇策でした。
川崎は、ボール保持して攻撃する能力と高い位置でボールを奪い返す能力をセットで持つことで、ボールを握り倒すことができます。
そこで、名古屋はボールを奪った瞬間に再度奪い返されないために、狭いスペースでキープする力の最も高いシャビエルをボランチに入れたのです。奇策を2回繰り返すことはできない。じゃーどうするの?って話です。
もう一つ、序盤に”ハイプレスでびっくり”ってのも使いました。引きこもりで耐えることが難しいと考える事は合理的なのですが、90分持たないのも事実。ハイプレス中に点が入ったから良いものの、次回も同じ展開になる可能性は低いと思います。
また、この試合があるために、第12節は慎重なロースコアの試合運びが予想されます。
つまり、このソースから言えることは以下のようなことです。
どちらも、心理戦的には言う必要が無い事のような気がします。それでも言うのは、エンタメの一部として正直に話すクラブ方針でもあるのでしょうか?前はもっとフィジカル根性論ばっかりだった気がするのですが・・・
そこで、考えたわけです。どちらかはフェイクなのではないかと。そして、普通に考えると阿部が出場した場合、「マッシモ、嘘言いやがった!」となるので、こっちは本当なんだろうと思います。
一方の”ボール持ちます宣言”は、やらなくても「試合の流れだからしょうがない」という言い訳が立ち、非難されるリスクはゼロです。また、そもそも川崎相手に「ボールを持つ時間を長くする」ことは、そうなった方が良いに決まっている当たり前の戦略すぎて、何も言っていないに等しいです。
つまり、このソースから言えることは以下のようなことです。
つまり、このソースから言えることは以下のようなことです。
「ボールを持たれ続けると、90分守れる気がしない。」に対して、「ボールを握り倒す」は今の名古屋にとっては非現実的であるとリアリストのマッシモは考えていると思います。「川崎戦ではボールを持ってほしい」と公言していましたが、今の状況を考えると「いつもの名古屋でもそれほど相性が悪くないはず!」を願うことにしました。意図的なボール保持が先制した後に見られると最高なのですが・・・
いろいろな予想があると思いますが、川崎戦の前って楽しいですね!絶対勝って独走止めるぞー!!
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と言いつつ、更新が試合当日になってしまった…その理由は、あいつのせいだ。「おのれマッシモ。」
前々日会見で”阿部が間に合わない事”を言ってしまったので、大幅修正を余儀なくされました。(言って良いこと何かあるんだろうか?(怒)勘のいい方は、修正前の内容を察していただけるだろう。)
遅くなったのにはもう一つ理由があります。この天王山は、試合の行方を考える上で沢山の情報ソースがあって、「うしたら川崎に勝てるのか考えすぎて、正直わからなくなっちゃった」ってのもあります。
そんな中、以下の4つのソースから川崎戦の行方を私なりに考えてみました。
- ルヴァンカップ 名古屋2-2川崎(8/12)
- 前々日監督会見
- DAZNプレビューショー#9『川崎Fを止める!赤鯱軍団の秘策』
- J1第11節 川崎5-2C大阪
川崎戦について考える基礎的な部分を一言でいうと、「ボールを持たれ続けると90分守れる気がしない。」について、どう対処するかです。4つのソースから順にポイントをプレビューします。
ルヴァンカップ 名古屋2-2川崎(8/12)
名古屋は8/12のルヴァンカップにて川崎と対戦しています。その結果、2-2の引き分けでルヴァンカップ決勝リーグ進出を決めることができました。のですが・・・・川崎対策を見せてしまいました。「ボールを持たれ続けると、90分守れる気がしない。」に対する対策です。それは、ボランチにシャビエルを入れる奇策でした。
川崎は、ボール保持して攻撃する能力と高い位置でボールを奪い返す能力をセットで持つことで、ボールを握り倒すことができます。
そこで、名古屋はボールを奪った瞬間に再度奪い返されないために、狭いスペースでキープする力の最も高いシャビエルをボランチに入れたのです。奇策を2回繰り返すことはできない。じゃーどうするの?って話です。
もう一つ、序盤に”ハイプレスでびっくり”ってのも使いました。引きこもりで耐えることが難しいと考える事は合理的なのですが、90分持たないのも事実。ハイプレス中に点が入ったから良いものの、次回も同じ展開になる可能性は低いと思います。
また、この試合があるために、第12節は慎重なロースコアの試合運びが予想されます。
つまり、このソースから言えることは以下のようなことです。
- 同じ奇策(CHシャビエル、序盤ハイプレス)は効かない。
- 慎重なロースコアの試合展開が予想される。
前々日監督会見
以下の監督会見では、阿部浩之が間に合わない事と「ボールを持つ」事を述べています。
“前回の対戦時にはゴールを奪えましたし、フィニッシュさえ決まればというシーンもありました。始まった直後は我々の時間が続いていたので、そういう展開になることを目指さなければいけないと思います”#川崎フロンターレ 戦前々日#マッシモフィッカデンティ 監督会見📝🆓#INSIDEGRAMPUS #grampus— 名古屋グランパス / Nagoya Grampus (@nge_official) August 21, 2020
クオリティというのはボールを持つ時間をどれだけ長くすることができるかということもそうですし、ボールを持つことを怖がらず、自分たちのしたいゲーム展開に持っていくために、ボールを持っている時にどれだけのことができるかということもです。(監督会見より)
そこで、考えたわけです。どちらかはフェイクなのではないかと。そして、普通に考えると阿部が出場した場合、「マッシモ、嘘言いやがった!」となるので、こっちは本当なんだろうと思います。
一方の”ボール持ちます宣言”は、やらなくても「試合の流れだからしょうがない」という言い訳が立ち、非難されるリスクはゼロです。また、そもそも川崎相手に「ボールを持つ時間を長くする」ことは、そうなった方が良いに決まっている当たり前の戦略すぎて、何も言っていないに等しいです。
つまり、このソースから言えることは以下のようなことです。
- あべちゃんはスタメンにいない(涙)
- 「ボールを持つ」は、そんなに長い時間だと思わないほうがよい。
「ボールを持つ」に喜んでいるあなた。精神安定上それほど期待しない方が良いかもしれません(私のこと)。
DAZNプレビューショー#9『川崎Fを止める!赤鯱軍団の秘策』
DAZNプレビューショー#9『川崎Fを止める!赤鯱軍団の秘策』では、川崎の即時奪回を掻い潜ったDFラインの裏にはスペースがあり、そこをJリーグ屈指の攻撃陣が突くべきだという主張でした。OBの望月さんの解説でした。
これはよい筋だと思います。
名古屋のスタメンは勤続疲労が叫ばれていますが、川崎だって出ずっぱりの選手は同じだけ疲労しているはずです。
川崎は、ボール保持攻撃の際、SBやIHはかなり高い位置まで進出するので、基本的にネガトラ対応で残っているのは、2CBとアンカーになります。CBの谷口とジェジェウは長い時間出場していますので、この2人の裏を取って、走りっこ勝負に持っていきたいです。
そのため、名古屋としてはロングカウンターに向くスタメンを揃えたいと思います。
まず、川崎の即時奪回のカウンタープレスを回避しないといけないので、タイミング良く受けに来れる金崎をCFに据えます。アンカー脇で収めてほしいと思っています。OHにはシャビエルを推します。元来シャビエルはカウンター向きの選手だと思っているためです。SHには、相馬勇紀と前田直輝を推します。守備のコレクティブさとマテウスに疲れが見えるためです。
「川崎には三苫がいるかもしれんが、名古屋にはマテウスがいる」って後半の戦略もいいんじゃないかと。
つまり、このソースから言えることは以下のようなことです。
- やっぱり得意なロングカウンターは狙おう
J1第11節 川崎5-2C大阪
我々を恐れさせる一番の原因はこれではないでしょうか?「堅守のセレッソでもだめか・・・」
C大阪なら何とかしてくれると思いきや、川崎5-2C大阪と華々しく桜散っておりました。
「5-2なんて参考になんないよー」と思いながら見ていると、ふと思ったことがあるのです。
「同じ堅守が売りのC大阪と名古屋だけど、方法論は違う」
C大阪は、相手のスピードを下げるために、ボールホルダーにきつく寄せません。速く寄せるということは、相手も速くアクションを起こすことになるからです。パスコースを切りながらボールホルダーに寄せることで、1人で2人を見るなどしてパスの出しどころを限定してミスを誘う方法論です。
一方の名古屋は、ボールホルダーにきつく寄せます。きつく寄せれば相手がミスしやすいという方法論です。
その両チームの守備の方法論の差は、スプリント数や走行距離にも如実に表れています。
つまり、このソースから言えることは以下のようなことです。
「5-2なんて参考になんないよー」と思いながら見ていると、ふと思ったことがあるのです。
「同じ堅守が売りのC大阪と名古屋だけど、方法論は違う」
C大阪は、相手のスピードを下げるために、ボールホルダーにきつく寄せません。速く寄せるということは、相手も速くアクションを起こすことになるからです。パスコースを切りながらボールホルダーに寄せることで、1人で2人を見るなどしてパスの出しどころを限定してミスを誘う方法論です。
一方の名古屋は、ボールホルダーにきつく寄せます。きつく寄せれば相手がミスしやすいという方法論です。
その両チームの守備の方法論の差は、スプリント数や走行距離にも如実に表れています。
スプリント数:C大阪119/名古屋151/リーグ平均161回
走行距離:C大阪112/名古屋115/リーグ平均113km
@2020/8/22 引用:https://www.jleague.jp/stats/distance.htmlC大阪の方法論でも、大概のチームなら守れるんだけど、川崎相手にきつく寄せないのはさすがに難しいのではないかと考えました。裏を返すと、名古屋は自信を持って、これまで培ったタイトな守備をやろうってことです。「多少引きこもっても、そんなにたくさん点入らないよ、普通。(願望)」
つまり、このソースから言えることは以下のようなことです。
- 時間帯によっては自信を持って引きこもろう!
じゃあどうすんの?
予想スタメンです。川崎は、1週間前の札幌戦のスカッドをそのまま予想しました。2チーム作れる戦力をターンオーバーしながら使っているので、DFライン以外は読めません。名古屋は先ほど説明した前線の4人と順当な後方の人選としました。
- 同じ奇策(CHシャビエル、序盤ハイプレス)は効かない。
- 慎重なロースコアの試合展開が予想される。
- あべちゃんはスタメンにいない(涙)
- 「ボールを持つ」は、そんなに長い時間だと思わないほうがよい。
- やっぱり得意なロングカウンターは狙おう
- 時間帯によっては自信を持って引きこもろう!
「ボールを持たれ続けると、90分守れる気がしない。」に対して、「ボールを握り倒す」は今の名古屋にとっては非現実的であるとリアリストのマッシモは考えていると思います。「川崎戦ではボールを持ってほしい」と公言していましたが、今の状況を考えると「いつもの名古屋でもそれほど相性が悪くないはず!」を願うことにしました。意図的なボール保持が先制した後に見られると最高なのですが・・・
いろいろな予想があると思いますが、川崎戦の前って楽しいですね!絶対勝って独走止めるぞー!!
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