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レビュー)川崎 vs 名古屋~テンプレ化~

名古屋(H)0-4 川崎(A)/ 豊田スタジアム / 2021.4.29
得点者(川):旗手、レアンドロダミアンx2、遠野

ダゾンさんがライバルウィークと煽るものだから、その気になる私…。今となっては、DAZNの仕組んだ壮大なフラグにしか思えない。ダゾーンとの蜜月も終わりだ、おのれDAZN…

試合が前半早々に壊れてしまっているので、3点目を取られる前半22分までを簡単にレビューする。


戦前の予想

全く死角がないように見えるフロンターレ。試合に先立ち、川崎戦をいくつか見た。対戦相手が善戦したと言われている、鳥栖戦前半、広島戦後半で予習した。

鳥栖は高いプレスラインでハイプレスを仕掛け、インテンシティーの高い試合を展開した。確かに腰の引けた戦いはしていない。しかし、川崎の決定機が多く、朴のファインセーブと松岡のシュートブロックがなければ、完全に主導権が川崎にあるように見える試合だった。

どうも鳥栖のやり方を名古屋ができるようには思えない。とはいえ、ずっと閉じこもるのも辛いので、試合の流れでワンポイントに使う程度のゲームプランになるだろう。

一方、広島は川崎のDFラインの裏に、重戦車ジュニオールサントスを走らせ、ゴリゴリ突破してチャンスを作っていた。川崎を慌てさせるという意味では広島は互角の戦いを見せていた。(それでも互角・・・)

広島のやり方は、名古屋にも参考になりそうだ。SBの裏で勝負して、CBをつり出して、DFラインが揃うまでに仕留める。日常だ。ボールを奪う位置が低くなるだろうから、マテウス相馬に届ける役目を担うだろう米本、柿谷の出来が重要だと考えていた。川崎のカウンタープレスの網から抜けられるだろうか?

雨が強い予報だったので、三笘のぬるぬるドリブルよりも、空中を使ってくる家長のラストパスの方が嫌だなぁなどと、戦前は考えていた。

(プレビューを書くほどの内容でもないが、久しぶりにまじめに予習したので、「そっと」ここに置いておく。これこそライバルウィークorz)

まずは接戦に持ち込んで・・・しかし、結果は豪快に外れた。


基本情報

まずは両チームのスターティングメンバーから。

名古屋は前節から成瀬に変え宮原。それ以外は前節に引き続き高さ(木本、山崎)を意識したスタメン。

川崎は旗手、シミッチが復帰してベストメンバー。IHは旗手で、脇坂がサブに。サブには悠もハセタツもいない。

続いて、22節 川崎戦のダイジェスト。
悪い冗談だ。すまん(汗)。本当は2020アウェーのダイジェストだ。皆さんお気づきになっただろうか?気づかなかったあなたは、名古屋の大敗で精神が不安定で、視界が狭くなっている可能性が高い。鯱を愛でて気持ちを落ち着かせることをお勧めする。


本物(2021ホームのダイジェスト)はこっちだ。

何が言いたいかは明白だろう。2020アウェーと同じ形でやられている。シンクロ率が半端ない。

見たくないだろうが、以後ダイジェスト動画を見ながら読み進めて欲しい。


前半22分で3失点の衝撃

前半3分、1失点目(2021ダイジェスト1:18)。三笘への宮原の寄せが甘く、遅れて寄せた稲垣の股を抜くグラウンダーのクロスをダミアンが落とし、IHに入っていた旗手のシュートが決まる。川崎が凄いので、しょうがない。

ただ、何故あんなにふわっと試合に入ったのか?推察されたのは、マテウスの攻め残りがある程度許容されていた説である。そのあおりをうけたDF陣。規制がかからずスピードに乗られるので、下がるしかない。そのしわ寄せが、宮原に来た可能性あり。しかし、それを含めた宮原の起用であり、攻め残りゲームプラン。やはり寄せが甘かったと思う。

名古屋が、マテウス・相馬の単騎突破に活路を見出そうとしていたのを知ってか、先制後だからか、川崎の両SBは攻め上がりを自重した。しっかり名古屋を対策している。うらはらに、相馬は試合を通してカットインを繰り返しては捕っていた。複数の選択肢をちらつかせることができない悪相馬が出てしまった。(使命感は感じられたけどね。)

続いて、前半10分、2失点目(2021ダイジェスト2:21)。左サイドに周っていた家長のクロスをダミアンがファーでヘディングシュート。これまた、サイドチェンジに追いつかず、家長に全然寄せられていない。寄せられないのは、その前のプレーでクリアのセカンドボールが拾えないことに起因している。さらに遡ると、GKソンリョンへのバックパスをマテウスがプレスがついてくるのを確認せず、1人で追いに行って、全体の陣形も間延びしていた。平常心ではないことが伺える。

ファーサイドへハイボールのクロス。これが川崎の狙い。昨年のアウェーをそのまま再現された形だ。2020ダイジェスト1:05、3:35、5:01にて、この2失点目と同じパターンが見られる。名古屋のCBを越してランゲラックも触れない場所でヘディングという形だ。川崎の精度の高さを褒めるべきかもしれないが、同じ形でやられ過ぎている。

名古屋も、スタメンに木本を入れ、高さ対策もしてきただろう。しかし、木本のいる右サイドからクロスを入れ、ファーの左サイドでヘディングすることで、無効化された形だ。

そして前半22分、3失点目(2021ダイジェスト3:10)。この失点も、2020ダイジェスト2:58そのままだ。CKのニアでヘディングをすらし、ゴール。ここまで再現性が高いと笑えてくる。すげーぞ、川崎。

2、3失点目は名古屋攻略のテンプレ化しているので、あと4日で対策が必要だ。これをやられなければ、普段の名古屋相手にそう簡単に点が入るものではない。


さいごに

得点王まっしぐらのダミアン。個で打開できる家長・三笘。IH・SBがどんどん追い越し回転する魅惑のサイドアタック。被カウンターも一人で何とかしてしまうCB。安定したGK。シミッチ。完成されたチームに、しっかり名古屋対策も盛られてしまって、成す術がなかった。

名古屋側から見れば、準備してきたであろう高さ戦略で凌駕され、カウンタープレスから抜けられず、良い形でSHにボールを届けられず、セカンドボールが拾えず、相手がペースを落とした後も効果的なボール保持攻撃は少なかった。戦前の不安がそのまま出て、格の違いを見せつけられた。

ただ、先制点を速い時間に決められ、いつもの冷静さを失っていた。起こりうる最悪のパターンが来たと言っていい。

そうさせたのは…そう、DAZNライバルウィーク…おのれ…すべてダゾーンのせいだ。

5/4のアウェーは、別の試合だ。名古屋が2020ホームの再現を食らわせてやろう!!「コンカ名古屋は敗れたが、フィッカデンティ名古屋が敗れたわけではない」という、謎の強がりでしめくくる。(苦しい)



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