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レビュー)清水 vs 名古屋~左上がり変形フォーメーション~

名古屋(A)0-2清水(H)/IAIスタジアム/2018.11.10
得点者(清):北川、ドウグラス

まずは、32節 清水戦のダイジェストから。


今節のプレビュー記事はこちら。



前半の高いボール保持率は名古屋のペースではない?

名古屋は、守備時は3-4-3でしたが、攻撃時には、ネットが中谷と丸山の間に下がり、和泉と秋山がそれぞれ一列前に上がる変形フォーメーションでした。秋山と和泉を中心に左からのゲームメイクで攻撃を仕掛けました。ポゼッション時間は長かったですが、決定機には結びつかず、ゴールを取るための攻撃にはなっていませんでした。

一方の清水は、CHの小林とネットの間を通すパスから、中央のカウンターで対抗していました。ポゼッションされながらも、サイドを経由するのではなく時間をかけずにCHの守備を掻い潜る選択をされたことは、名古屋にとって嫌な攻撃でした。

後半、名古屋は自ら左右のバランスを改善

前半終盤、清水も名古屋の極端に左に偏った攻撃に慣れ、密集でスペースのない状態だったので、青木を起点とした右サイドの攻撃を増やしました。

しかし、左右のバランスが均等になり、お互いにスペースのできる展開で、清水右SBの立田からのクロスをそれぞれ北川とドウグラスに決められて、万事休すでした。完全に崩されたわけでもなく、特別がら空きだったわけでもなく、2本のクロスが2本ともヘディングで決められるという不条理を感じる試合展開になりました。

名古屋は、中3日の影響もあったのか、守備で詰めては剥がされ、ちぐはぐな攻撃で決定機をあまり作ることが出来ず、敗れました。

〈雑感(良いところ)〉

  • 途中交代の前田は攻撃を活性化。前田のカットインからのシュートは六反のファインセーブにあった。
  • 前半、青木への大きなサイドチェンジが2本ほどあった。もっと、多ければ相手の守備を広げることが出来て違った展開になったのではないかと思っている。
  • この日もランゲラックのスーパーセーブで1点助かった。ありがたい。
  • 和泉は、CBの位置からゴール前までアンダーラップを仕掛けたり、攻撃時も良くボールを受け走っていた。失点時北川に付ききれなかったが、その場面だけを切り取るのは酷な頑張りを見せてくれた。
  • 中谷は3バックになってから、前に出る守備が迫力を増している。後ろに人数が足りているのに出ていかない以前に比べ、人に付いているので安心感がある。

〈雑感(今後に期待)〉

  • FKやCKをたくさんもらっているのに得点にならないのが、常に残念。
  • ジョーとシャビエルが相手の寄せに苦しみ良い形でボールを受けることが少なかった。故障気味なところや蓄積疲労もあると思う。特に”ジョーがポストプレー時にシュートに行くよりもフリックを選択すること”が回りから見ても明らかだったので、怖さを相手が感じないのではないかと思った。2人とも厳しく削られているので、フラストレーションが高まる中、切れずにやってくれているとは思うのだが・・・

〈雑感(なぜだろう?)〉

  • CKからのネットのゴールがオフサイドにより取り消された。丸山がボールに関与したという理由だった。丸山は体がゴールラインより外側におり、ボールが来たので避けた。あれ以上の関与のしない状態ってどんなんだろう。突っ立ってボールに当たるのを待つということか?一番ボールに近いGK六反にぶつかっていればわかるが、清水的にノーチャンスのボールに対して関与したと言われても納得いかない。得失点差だって大事な時期なんだ。ぶつぶつ・・・

次は、優勝がなくなりACL圏を死守したい広島との対戦です。残留争いも絞られてきました。代表ウィークによる中断後なので、リフレッシュした選手全員に期待しましょう。


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