前回に続き、J1開幕戦の鳥栖戦のプレビューです。
前回は、鳥栖のルナー・ニュー・イヤー・カップというプレシーズンマッチを見た感想と、それを受けた名古屋の組織的守備の見どころについて書きました。今回は名古屋のポジトラ時、組織的攻撃時、ネガトラ時、セットプレーについて綴りたいと思います。
カップ戦の出来から、予想スタメンは以下のように想定しています。(2人クロアチア人DFが加入しているので、入ってくるかも。)攻撃時4-3-3、守備時4-1-4-1が基本です。
ムゥは、WGとして使われていましたが、もったいない感じを受けました。一方、トーレスは今の監督の目指すスタイルに向いたCFではない印象です(あまりボールが入っていない)。狭いスペースで反転したり、細かなことが出来るムゥの方が今のゲームモデルに合っている気がします。トーレス(豊田しかり)の代わりにムゥの方がチーム全体の循環はいい感じになりそうな気がします。大きなお世話ですが・・・
また、CBの連携がまだ成熟していないのか、鳥栖がカウンターを受けたときに、鳥栖CB間が絞られておらず、間にFWが二人いるというあまり見ない状況から失点する場面がありました。(起点は、トーレスのボールロストからだったので仕方ない部分もありますが。)
本職CBではないことによる苦労を2017年に体感している身なので、カレーラス監督にはこのままの方針を「貫く」で行ってほしいものです。
フットボール批評23の風間監督のインタビュー読みましたか?「育成型の監督です」、「穴があるのは織り込み済みです」、「戦略は2の次です」と書いてあるように読めました(実際書いてあった)。現役監督が自軍の戦略をペラペラ話すこともないと思うので、深く気にはしていませんが、あと2~3年は我慢という事も覚悟しましたww
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前回は、鳥栖のルナー・ニュー・イヤー・カップというプレシーズンマッチを見た感想と、それを受けた名古屋の組織的守備の見どころについて書きました。今回は名古屋のポジトラ時、組織的攻撃時、ネガトラ時、セットプレーについて綴りたいと思います。
カップ戦の出来から、予想スタメンは以下のように想定しています。(2人クロアチア人DFが加入しているので、入ってくるかも。)攻撃時4-3-3、守備時4-1-4-1が基本です。
ムゥは、WGとして使われていましたが、もったいない感じを受けました。一方、トーレスは今の監督の目指すスタイルに向いたCFではない印象です(あまりボールが入っていない)。狭いスペースで反転したり、細かなことが出来るムゥの方が今のゲームモデルに合っている気がします。トーレス(豊田しかり)の代わりにムゥの方がチーム全体の循環はいい感じになりそうな気がします。大きなお世話ですが・・・
名古屋のポジトラ時
鳥栖がボールロストした時の特徴としては、クエンカの戻りがかなり遅いように見えました。前回書いていますが、クエンカは組織的攻撃時にWGからIHに下りてくることが多く、またそこからチャンネルに侵入しきます。そのポジションからの戻りが遅いので、本来IHでWGに出ている福田とどちらが戻るのかあいまいな状況が生まれやすいと思われます。アンカー脇に侵入すると、高橋秀が結構釣り出されるので、CB前のいわゆるバイタルエリアをうまく使えるのではないかと思います。
よって、クエンカのいる名古屋右サイドからアンカー脇に侵入し、高橋秀を釣り出しておいて、バイタルエリアに左SHやジャビエルが侵入して、ラストパスを送るという形が狙えそうです。
また、CBの連携がまだ成熟していないのか、鳥栖がカウンターを受けたときに、鳥栖CB間が絞られておらず、間にFWが二人いるというあまり見ない状況から失点する場面がありました。(起点は、トーレスのボールロストからだったので仕方ない部分もありますが。)
本職CBではないことによる苦労を2017年に体感している身なので、カレーラス監督にはこのままの方針を「貫く」で行ってほしいものです。
名古屋の組織的攻撃時
鳥栖は、守備時4-1-4-1でCFのトーレスには、ほぼ守備タスクがつけられていないように見えました。そのため、名古屋の自陣でのビルドアップにはそれほど苦労しなくて済みそうに感じました(TMなので、過度な期待はできませんが)。2列目の4枚は、自分の前にボールホルダーがいる時に出て、横にボールが動くと戻るという形でした。釣り出して、その裏にタイミングよく走りこむ形で侵入していきたいです。
DFラインに、ボランチタイプを並べていることや、CBの高さが足りないことなどから、純粋な守備の強度が弱い感じも受けました。実際、CBが踏ん張り切れずファールで止めている場面が散見されました。(監督のカラーとして、CBやSBにもより攻撃に絡める選手を配置する意図が見えます。)
逆に、前には強い感じを受けました。よって、背後を狙うロングボールや、単純にジョーの頭を狙うハイボールを織り交ぜて行くのが良いと思います。
名古屋のネガトラ時
縦に速い攻撃をする意図が2試合を通じてほとんど見られず、しっかり陣形を作ってから攻める流れが主流でした。トーレスが流れてボールを受ける機会がたまにありましたが、まだ戦術として組み込まれていない感じだったので、このまま準備が終わらないといいなー。
名古屋、苦手のネガトラフェーズ。FC東京とのTM(名3-9東)は見ていないので何とも言えないですが、今年もカウンターに弱いのでしょうか?鳥栖には、監督の言いつけをしっかり守ってポゼッションスタイルで名古屋戦に臨んでほしいものです。
名古屋、苦手のネガトラフェーズ。FC東京とのTM(名3-9東)は見ていないので何とも言えないですが、今年もカウンターに弱いのでしょうか?鳥栖には、監督の言いつけをしっかり守ってポゼッションスタイルで名古屋戦に臨んでほしいものです。
セットプレー
鳥栖のセットプレー守備はゾーンでした。走りこんでくる選手に対してはマンマークをつけているのですが、まったく競れてなかったので、狙い目です。キラーン
前述のように、高さもそれほどありません。今年はマテウス・シャビエル・シミッチ・相馬勇紀がキッカーの練習をしているようです。昨年は、セットプレーが課題の一つだと思っていたので、新たな武器に仕立てて欲しいものです。
名古屋は、開幕から「監督交代で馴染んでいない2連戦」(鳥栖、C大阪)です。鳥栖は堅守速攻のイメージからポゼッションにゲームモデルが大きく変わっていました。一方の名古屋も、「新戦力ばっかりで連携が心配」チーム。わちゃわちゃした開幕らしい(?!)展開で勝ちをもぎ取ってほしいです。
杉森が調子いいのでスタメンに割って入れるか?右SBは和泉なのか?今年もカウンターに弱いのか?風間監督の「去年の安定したスタメンから始めない説」は今年も証明されるのか?ワクワク(ゾクゾク)が止まりませんが2/23の開幕を楽しみにしましょう!
— フルゐ (@gra_senki) 2019年2月10日
フットボール批評23の風間監督のインタビュー読みましたか?「育成型の監督です」、「穴があるのは織り込み済みです」、「戦略は2の次です」と書いてあるように読めました(実際書いてあった)。現役監督が自軍の戦略をペラペラ話すこともないと思うので、深く気にはしていませんが、あと2~3年は我慢という事も覚悟しましたww
ヤッヒーのインタビュー読みました。意図せず不安を煽る内容になっているので、気の短いサポの方はご注意を(アンチではありません) https://t.co/7oKBszjt7P— フルゐ (@gra_senki) 2019年2月10日
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